- 2015/06/20
- インプラント症例
上顎挙上術(サイナスフロアエレベーション)30代 男性
主訴
歯がボロボロで噛めないので治したい。
診断/治療計画
左右奥歯は抜歯が必要な状態。抜歯後の治療は、入れ歯、インプラントがありそれぞれの長所短所を説明。しっかり食事がしたいのでインプラントを希望。上顎の骨は吸収しインプラントを入れるための骨がないため、上顎洞底挙上術(サイナスフロアエレベーション)が必要と診断。骨造成6ヶ月後にインプラントの手術を予定。保険が効く部位は保険治療(ブリッジやクラウン)を希望。
■Step1 保存が難しい歯の抜歯
■Step2 治療計画の確認、診断用Wax upの作成、CT診断
■Step3 左右両側上顎洞挙上術
歯を喪失した後、上顎の骨がやせてインプラントの埋入が困難な場合があります。当院ではこのような場合でも、特殊な機器を使うことにより骨の高さの回復をはかり、インプラント治療を可能にしてます。術式は上顎の側面から小さな穴を開け粘膜を剥離し、その粘膜と骨の間に人工的な骨の材料を入れます。約6ヶ月後にインプラントを埋入します。
■Step4 インプラント埋入
左右臼歯部にインプラント埋入に十分な骨量を確認。同部位にインプラント埋入
■Step5 クラウンの作製
保険で可能な右下は金属のブリッジ。その他は奥歯なので強度に優れたジルコニアクラウンを装着。
治療期間 ほぼ1年。
術前
術中
術後
治療終了時のレントゲン像
左右上顎インプラント先端に白く写ってるのが、造成された人工骨。奥歯にしっかりした噛み合わせがあることで、前歯を保護することにもなります。(前歯ばかりで咬むと咀嚼効率が悪く、短期間で歯が揺れてくることがあります。)
ひだまり歯科クリニック(近鉄 針中野駅徒歩1分 地下鉄 駒川中野駅徒歩10分)
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